お片付けができる子どもは勉強ができる？！

自分で考えてわかると楽しい！
イーラボ Education+Laboの
あくつしの です。

先日、授業が終わった後に
「せんせ～い、これわからないから教えて！」
と言われ、質問対応をしていました。

授業中に解いていた問題でわからないことがあったみたいです。

子：「この問題のね式が違うけど
　　　答えは合ってたよ。これでもいいでしょ？」
私：「この式は違うよ。」
子：「えーなんで？なんでダメなの？」
私：「この式ってどうゆうことか説明できる？」

解説で書いた式と自分が書いた式
求め方は違うけれど答えは同じです。
こんな時は子どもと一緒に式の意味を確認していきます。

なぜなら、手順が違うだけで求めているものは同じだったり
式の意味そのものが違うことがあるから。

だから、私はまず最初に
子どもに式の意味を説明してもらいます。

今回の場合のテーマは
”自分が書いた式がなぜダメなのか”です。

子：「この式はこうでこうでこうだから・・・」
私：「この数字は何を表してるの？」
子：「これは〇〇だよ」
私：「じゃぁ、こっちの式は？」
子：「こっちは、えーっと…こうでこうで…
　　　あっ！わかった！この式はダメだ！」

こうやって子どもは自分で説明しているうちに、
自分が書いた式は意味が違うことに気づきます。

その一方で私は
子どもが自分で気づけないときのために
隣で一緒に式の確認をしていきます。
なぜなら、子どもがその問題をどんな風に考えているのか
どこがわかっていないのかを見るためです。

そして、子どもが自分で気づくことができない時は
頭の中の情報をどうやって整理していけばいいのか
１つずつ一緒に整理をしていきます。

実は算数が苦手という子のほとんどが
問題文から読み取れる情報を整理することが下手なんです。

高学年になればなるほど
算数の問題文は抽象化されたものが増えていきます。
そんな時に必要なのはこの２つの考え方。
・何を求めたいのか？
・答えを求めるためにはどんな条件が必要なのか？

これはお片付けの仕方と同じなんですよ^^
だから、情報の整理の仕方を
お片付けという実体験を通して身に付けることで
算数の勉強に生かすことができるんです。

そのためには大人が子どもに
お片付けを教えてあげるようになる必要があります。
だから、私たち大人が整理収納の知識を身に付けて
子どもにお片付けを教えられるようになりませんか？

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