子どもが先生に質問ができなくて困っているとき
中学受験の専門塾で算数の講師をしている
名古屋の整理収納教育士 あくつしの です。
保護者の方とお話ししていると
ほぼ100%と言っていいほど出てくる言葉
それは・・・
「ウチの子、恥ずかしがり屋で質問できないんです」
「質問してきなさいよって言っても質問せずに帰ってくるんです」
不思議なことに、
普段はおしゃべりが止まらないタイプの子や
いたずらっ子でいつも先生に怒られるようなタイプの子でも『わからない問題を質問する』のはハードルが高いようです。
そんな時の解決方法は
<親が塾に電話をして
質問があることを先生に伝える>です。
いつもは
「子どもが体験しながら・・・」
と思って
子どもを信じて見守ることを
心掛けている私ですが
わからない問題をそのままにしておくと
その後の取返しが大変なので
質問があるときは
子どもが体験して~なんて
言っていられません。
むしろ、質問することを体験することで
本人の意識を変えるようにする
ことが大事です。
さて、塾に電話をしておくと
教室で先生が待ち構えていて
子どもに声をかけてくれます。
子:「こんにちは~」
私:「はい、こんにちは~。
算数でわからない問題があるんだって?
お母さんから電話もらったよ~。」
子:「う、うん。(バレた…と観念して)」
私:「じゃぁ、一緒にやってみようよ。」
こんなやり取りを
何回か繰り返しているうちに
子どもは、親に言われなくても
自分で質問ができるようになります。
子どもが自分で質問できない理由は
①そもそも、どこをどうやって質問したらいいのかわからない
②こんな問題もわからないのかと先生や周りの子に思われたら嫌だ
③先生に声をかけるタイミングが掴めない
④本人はわかったつもりでいるので先生に聞く必要がないと思っている
⑤授業を担当してくれている先生じゃないと聞きたくない
だいたいこの中のどれかに当てはまるのではないかと思います。
保護者の方から塾に電話をしてもらう理由は
子どもが質問することに対して
上に書いたようなマイナスイメージを
持っていることが多いので
少し強引ではあるけれど
とりあえず質問する
という体験を何度か繰り返すことで
このマイナスイメージを
少しずつ取り除いていくためです。
子どもが自分で質問できるようになると
今度は、わからないところを理解したくて
自分で先生に質問する
ということができるようになります。
こうゆう姿勢はできれば
6年生までに身に付けておきたいところ。
6年生になると親では教えられないような
問題ばかりになってきてたとき
自分で先生に質問する習慣がついていれば
お母さんたちもヤキモキしなくて
済みますよね。
だから、まだ親が説明できるような
問題を解いている4・5年生の間に
先生に質問をしに行く練習を
たくさんしておきましょう。
先生という人たちは
教えることが大好きなので
安心して、どんどん質問してくださいね。
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