<子どもの思考力を育てる方法>濃度ってなんだ?食塩水とオレンジジュースの違い
中学受験の専門塾で算数の講師をしている
名古屋の整理収納教育士の あくつしの です。
今回は食塩水の問題を解くときに
毎回、子どもがひっかかる
「濃度ってなんだ?」
の‘’あるある‘’をご紹介します。
食塩水の問題を解くときに、私が子どもに「濃度って何かわかる?」と聞くと
子1:「しょっぱいかどうか!」
子2:「パーセント!」
子3:「味の濃さでしょ?!」
子4:「塩がどれくらい入ってるか!」
といろんな捉え方をして答えられるのに
私:「濃度が10%の500gの食塩水から200gを取り出しました。さて、濃度は何%でしょう?」
と聞くと
子1:「5%!」
子2:「違うよ、6%だよ!」
子3:「いや、3%じゃない?」
子4:「先生、どれが正解?!」
もうね、目をキラキラさせて答えてくれるんです。そして、私はいつもこう答えます。
私:「正解はありまーーーーーーせん!」
子:「えっ?!何で?だってさ・・・」
と、ここから、子どもたちは「あぁだこうだ・・・」と色々考え始めるのだけど、なかなか正解には辿り着けない。
そこで、私はこんな話をします。
私:「ペットボトルに入ったオレンジジュースをコップに入れたら味ってどうなるの?」
子:「そんなの変わらないに決まってるじゃん(先生、何言ってるんだ的な雰囲気)」
私:「そう!味は変わらないよね?ということは・・・?」
子:「あー!さっきの食塩水は10%だ!」
ここで初めて
濃度=味の濃さ=溶けているものの割合
という知識の紐付けができるようになります。
こうやって知識の紐づけを繰り返すことで
思考力が養われて
自分で考える力が育っていきます。
大人だと普通に「わかるでしょ」と思うことでも子どもの思考ってこんな感じなんです。
この紐付けができるようになるためには
知識を整理する力が必要なんです。
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そして、子どもたちのこうゆう間違いを見つけたときには「何言ってるの~?」って笑ってあげてくださいね。
そうすると子どもが自分で気を付けるようになりますよ。
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