子どもの考える力を育てるお片付け イーラボ Education+Labo

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自分で考えてわかると楽しい!をモットーにする名古屋の塾講師

子どもとの会話から成長を感じるとき

中学受験の専門塾で算数の講師をしている
名古屋の整理収納教育士 あくつしの です。

 

 

子どもと話していると絶対に聞かれるのが年齢です。
大抵の先生は聞かれるんじゃないでしょうか?


こちらがいくら「聞かなくていいよ~」と思っていても
子どもは容赦なく聞いてきます(笑)

 

 


子:「センセ~イ、何歳?!」
私:「18歳!」

 

 

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18歳じゃなくてもいいんだけど3歳とか1億歳とかだとダメ。
ウソだけど、ウソじゃないみたいな感じの年齢がいいわけです。

 


そうすると、子どもからはこんな返事が返ってきます。



≪3年生≫
「え?!うそ!18歳なの?!ほんと?」
「(18歳で先生になれるなんて)すごーーーい!」

時々本当に信じる子もいる半信半疑のカワイイ3年生。


≪4年生≫
「え?ウソでしょ?だって、18歳って大学生じゃん!?」
飛び級したんだよ。」
「あ、チューターってこと?あれ?でも違うよね?
 やっぱり、18歳ってウソだ!!」

4年生になると自分の知っている情報で分析をして
18歳じゃないことを見破ります。


≪5年生≫
「うっそだ~!。そんなわけないじゃん!」
「53歳くらいでしょ?」
「いや、32歳くらいだよ。」

最初から、本当の年齢を教えてもらえるとは思っていないので
勝手に年齢当てクイズを始める5年生。


≪6年生≫
「はいはい。永遠の18歳ね。」

もう年齢を聞いてくるなんてことはありません。
他の学年の子たちとのやり取りを横目に
クールな対応を見せる6年生。

 

 

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たった4年間なのに

子どもの反応の仕方はこんなに変化していきます。


こうゆう姿を見ていると
子どもって本当に面白いなぁと思います。


私が18歳と答えるのは
こうやって会話をする中で
子どもたちの成長度合いと
その子が持っている世界観を確認するためなんです。


子どもの住んでいる世界って
最初は自分の手をめいっぱい広げた範囲くらいで
そこから、
年齢が上がっていくにつれて行動範囲が広がって
自分の世界が広がっていきます。


子どもは
いろいろなことを経験することによって
失敗と成功を繰り返し
ものを見るときの視野が広がることで
知識が増え、知恵がついていきます。
そうすると、話す内容が変わってくるんです。


こうやって見てみると
さっきの年齢の話、面白くないですか?


同じ内容の話を間を置いて聞いてみると
説明の仕方が上手になってきたり
違う視点が入ってきて
前に言っていたことと変わっていきます。


子どもが毎日の生活の中で
自分のペースで少しずつ成長しながら
視野を広げていることがわかります。


でも、これって身近な家族だと
なかなか気づけなかったりもするんですよね。


核家族世帯が増えている時代だからこそ
家族以外の大人が関わりを持って
その手助けができたらいいなと思っています。


この思いは整理収納教育士にも繋がっているんですよ。


さて、そろそろ18歳はキビシくなってきたので
来年あたりからは
20歳くらいにしようかな~?(笑)

 

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