遊びながら覚えることで漢字に対する苦手意識をなくす
中学受験の専門塾で算数の講師をしている
名古屋の整理収納教育士 あくつしの です。
授業が終わって
教室でお迎え待ちをしている子どもたち。
子どもが楽しく漢字に触れられるように
ちょっとした時間を使ってこんなことをしています。
◆ 部首を覚えるきっかけにする
私:「家庭学習やったら?」
子:「もう終わったよ!だから何もすることがないの~!」
私:「よし、じゃぁ、”ごんべん”が付く漢字を10個
探してきてください。」
子:「ごんべん?」
私:「そう。ごんべん。言うってゆう漢字ね。」
子:「10個ね!」
私:「うん、10個。じゃぁ15分で!よーいスタート!」
子:「えーー15分で10個?!時間ないじゃん!」
◆ゲームにする(ルールを作る)ことで、どうしたらいいかを考えさせる
私はよくこんな風に漢字探しゲームをしています。
教室の中にはいろんな掲示物があるので
子どもは一生懸命にそれを読んで”ごんべん”を探します。
そうすると時々
「あっ!」とひらめいた顔でこちらを見る子が。
その子の手には決まって漢字辞典があります。
そこで私は
「よく気づいたね。でも漢字辞典はダメでーす!」
とちょっとしたルール(制限)を加えます。
その代わりに
漢字辞典以外のものなら何でも見てOKです。
実はテキストの一番後ろに
漢字辞典のように漢字が並んでいるのですが
それに気づく子は20人に1人くらい。
でも、これは子どもたちにはナイショです♪
◆まだ習っていない漢字に触れたり、忘れていた漢字を思い出すきっかけになる
学年は関係なく、誰か一人が始めると
そこに居た子どもたち皆で
「一緒に探そう!」と言って
一緒に漢字を探したりします。
5年生が書いた漢字を見て
3年生が「どうやって書くの?」と聞いていたり
逆に3年生が書いた漢字を見て
5年生が「あ!それもあったね!」と言っていたり。
お互いに刺激をもらっているようです。
◆子どもが夢中になっている間は自分の時間の確保になる
そして、子どもが漢字を探している間は
キッチンタイマーで時間を計っておけば
私も仕事ができるので大助かりです!
制限時間を10~15分程度にすることで
子どもの集中力も途切れません。
時間になったら、漢字が丁寧にかけているかチェックです。
止め・ハネ・はらいができていればOK。
バランスが悪くても丁寧に書いてあれば褒めます。
「たくさん探せたね!」
「こんなに難しい漢字が書けたの?すごいね!」
すると、次は自分たちだけで
漢字探しゲームをして遊び始めます。
そして、私はまた仕事をする時間ができるわけです。
こんな風に
「何かを知るって楽しい!」「考えるって楽しい!」
ということが「学ぶって楽しい!」に繋がっていくように
お家でも取組んでみてくださいね。
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