小学校で習っていない漢字は平仮名で書く?
子どもの考える力を育て自立を促す
中学受験の塾講師で整理収納教育士の
あくつしの です。
塾では各学年の授業が始まって2ヶ月ほど経ち
子どもたちもだいぶ塾の授業に慣れてきたようです。
そんな中、子どもたちと話をしていて
自分が小学生だったころとは随分と違うな
ということがありました。
◆ 習っていない漢字は平仮名で書くって本当?
私は、4年生になったら名前を漢字で書くように言っています。
そうすると子どもたちから
「学校だと習ってない漢字は平仮名で書きなさいって先生に言われるよ!」
と返ってくるのです。
しかもテストで習っていない漢字を
漢字で書くと×にされるとか。
これを始めて聞いたとき、子どもに
「どうして先生はそう言ったの?」
と理由を聞いてみても、その子は理由を知りませんでした。
◆ 理由は読めない子がいるから
子どもたちにいろいろ聞いてみると
主な理由は「習っていない漢字を書くと読めない子がいるから」でした。
他の子が見たりしない
自分のノートや提出物などは
習っていない漢字を書いてもよいけれど
掲示物などの他の子の目に触れるものは
平仮名で書くそうです。
◆ 塾ではどうしている?
私は、基本的に習った漢字は使うように
子どもたちに伝えています。
使わないと忘れてしまうというのもあるけれど
平仮名に成り立ちがあるように
漢字にも成り立ちがあり
それぞれの漢字に意味があります。
子どもには、そんなところにも興味を持って
漢字の勉強をして欲しいんです。
「習っていないから平仮名で…」
なんて言っていたら
子どもがせっかく漢字に興味を持っても
「習ってないからいいや」となりかねない。
だから習った漢字は
普段から使うように伝えています。
◆ 価値観は人それぞれ・時代と共に変わるもの
小学校で習っていない漢字を
平仮名で書くか書かないかは
担任の先生にもよると思います。
どのように対応するかは
担任の先生によっても違うようです。
だから、どんな理由があるのかを
子どもが理解できていることが大事。
そして、それぞれの立場から
子どもの「もっと漢字を知りたい!」とか
「漢字が好き!」「難しい漢字を書いてみたい」という
知的好奇心を刺激してあげられるような
働きかけができたらいいですよね。
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