自分の言葉で説明することで考える力を育てる
中学受験の専門塾で算数の講師をしている
名古屋の整理収納教育士 あくつしの です。
算数の授業の基本の流れはこんな感じ。
1.問題の解き方の説明
2.類題を解く
3.練習問題を解く
この流れはどの先生の授業を受けても
基本的には変わらないはずです。
問題を解けば答え合わせもします。
この時、私が大事にしているのが
子どもに解き方の説明をさせること。
正解を答えるだけが勉強じゃない ー自分の言葉で説明するー
私:「この問題わかった人~」
子1:「ハイ!ハイ!わかった!」
子2:「先生、〇番答えたい!」
子3:「ハイ!当てて~!」
どの学年の授業をしていても
不思議なくらい子どもたちは答えたがります。
そして、子どもは答えだけを答えてくれます。
私:「じゃぁ〇〇さん!」
子:「答えは△!」
当ててもらえて嬉しそうにしている子どもに
すかさず聴きます。
私:「正解!どうやって求めたの?」
子:「え?!えっと・・・」
最初は求め方をスラスラと答えられる子が
なかなかいません。
だから、どんな式を書いたのか
その式で何を求めているのか
どんな考え方をしたのかを確認していきます。
自分の言葉で説明することの大切さ ー説明することで考える力が育つー
こうやって毎週の授業で繰り返していると
半年後くらいには
私:「どうやって求めたの?」
子:「それはね、これを求めたいから、そのために・・・
で、〇〇に気を付けないとけないの!」
と私が聞かなくても説明できるようになっていきます。
そして、最初はたどたどしかった説明の仕方も
次第にクラスの子が聞いていて理解できる
話しの仕方になっていきます。
説明する力は考える力も育てる -「わかる」と「理解する」は違う-
自分以外の人が理解できるように説明する
ということは「どうしたら伝わるのか?」
を考えることに繋がります。
それは説明したい内容について
自分が理解していなければできません。
「こどもの“わかった!”は当てにならない」
なんて保護者の方と笑い話をするのですが
まさにそれです。
自分の言葉で説明することで
わかったつもりなっている曖昧な部分を
子どもが自分で確認できます。
子:「あれ?なんだったけ?」
私:「なんだったかな?もう一度、確認してみよっか!」
子:「うん!」
だから、子どもが何かを話しているときは
時間の許す限り
内容の確認をしながら
最後まで話を聞いてあげてくださいね。
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