家庭でできる子どもの考える力を伸ばす方法
自分で考ええてわかると楽しい!
イーラボ Education+Laboの
あくつしの です。
2020年度から大学入試が変わると言われてから
子どもの考える力を育てることが大切だと言われています。
私自身、塾で子どもたちに接するときは
子どもが自分で考えられるように
いろいろな工夫をしているのですが
普段から家庭でも取組んでいくことが
必要だと感じています。
そこで、今日は家庭で気軽に取り入れられる
子どもの考える力を育てるコツを3つお伝えします。
1)子どもの疑問は一緒に考えたり調べたりする
お出かけの際中でも
テレビを見ていても
何かをしていれば
子どもに「これってなぁに?」
と聞かれることがあると思います。
そんな時は、知っていても知らないフリをして
「なんだろうね?」
と言いながら子どもと一緒に考えてみると
子どもは自分で予想をして
「こうゆうことかな?」
と自分の考えを教えてくれます。
この時、こちらが予想もしなかった考えを
子どもが言うときがあるのですが
考えた答えが違っても否定したりせず
最後まで話を聞くことが大切です。
そして、子どもが話終わった後
どうしてそう考えたのかを聞いてみたり
他にはどんなことが考えられるかを聞いてみたり
その考えが合っているかを
一緒に調べて確かめたりしてみましょう。
半年くらい続けていると
子どもは疑問に思ったことを
自分で調べるようになります。
2)子どもが集中できる環境を作る
「ウチの子は集中力がなくて・・・」
とおっしゃる保護者の方がお見えになります。
そして、落ち着きがないとか
飽きっぽいとか
1つのことに対して
粘り強く考える事ができない
というマイナスの言葉が続きます。
でも、本当にそうなのでしょうか?
勉強机には勉強に関係のあるもの以外は置かない
子どもが何かをしているときには
むやみに声をかけずに見守るようにするなど
些細なことですが
子どもが集中できるように
生活環境を整えてあげることで
子どもは驚くほど
集中力を発揮してくれるようになります。
ですから、子どものマイナス面を見つける前に
生活環境の見直しをしてみましょう。
3)子どもにどちらがいいか選ばせる
選ばせるものは何でもいいのです。
今日のおやつでも
遊ぶときのおもちゃでも
夕飯のメニューでもなんでもいいので
子どもに選ぶ練習をさせましょう。
まずは「どっちがいい?」
という2択から始めていき
徐々に選択肢を増やしていくと
自分に必要な物の取捨選択が
上手にできるようになっていきます。
「選ぶ」ことで考える習慣が身につきます。
選んだものに対してそれを選んだ理由があり
考えたからこそ理由があるからです。
まとめ)子どもの考える力は周りの環境によって育まれる
今、話題になっている東大入学式の上野千鶴子教授の祝辞では
新入生に対して次のようなことが述べられています。
全文はこちら→ 平成31年度東京大学学部入学式 祝辞
これは学生に向けられた言葉ですが
それと同時に
親を初めとした子どもをとりまく大人たちが
「周囲の環境」として
子どもたちにどのような環境を与えることができるのか
という問いを投げかけられているように私は感じました。
些細な事だけれど、毎日の小さな積み重ねが
子どもの考える力を育てることに繋がっている
ということを意識して
毎日を過ごしていけるといいなと思います。
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