身近な物を使って子どもの語彙力を伸ばす方法
自分で考えてわかると楽しい!イーラボ Education+Laboの あくつしの です。
前回の記事では「子どもの語彙力を伸ばすために必要なこと」をご紹介しました。今回は私が実際に子どもたちとやってみて、面白いなと思った五十音表を使った遊びについてご紹介します^^
子どもが見つけた言葉は、子どもの経験や体験と結びついている
子どもが見つける言葉は自分が体験したことや経験したことが中心。だから、五十音表で言葉探しをするのは、大人が子どもの語彙力を見るにはとてもいい遊びです。そして、言葉を教えるのにもとてもいい遊びなのです。
例えば、「かき」と聞いていくつの言葉が思い浮かびますか?
子どもがわかる「かき」は「柿」と「牡蠣」くらい。でも防災訓練の後などは「火器」が思い浮かんだり、夏期講習が近づくと「夏期」、お花を生ける「花器」や、文章を書くときに使う「下記」などもあります。
1つの言葉だけれど色々な意味があることに子ども自身が気づくことができる遊びでもあるのです。こうやって少しずつ語彙を身に付けていくことができたら楽しいですよね^^
五十音表を使った言葉遊びの手順
五十音表を使った言葉遊びの手順はとてもシンプル。3つのステップで始めることができます。
①五十音表を用意します
②タテ・ヨコ・ナナメで言葉を探していく
③ルールは一緒に遊ぶ人で作る
たったこれだけの簡単な遊びなので、ひらがなが読めるようになったら子どもだけでも遊ぶことができますよ^^
気を付けたいのは ルールを決めるとき。あまりルールが多いと楽しめないので、私がこの遊びをするときに最初にルールに取り入れるのは人の名前はNGということくらい。それ以外なら基本的には何でもOK!遊び始めると子どもから「3文字でもいいの?!」「これはいい?」といろいろ聞かれるので、その都度、一緒に遊んでいる人と話し合って決めています。
時間を決めて、何個見つけられるか競争するのも楽しくて、時々、大人の私が負けることも(笑)。子どもと一緒に遊んでみると、意外な発見ができて楽しいです。
物語を作って子どものファンタジーの世界を広げよう
言葉を探すだけで満足しちゃうときもあるけれど、もう少し遊びたいなと思うなら、自分で探した言葉を使って、短いお話しを作って遊んでみましょう。選ぶ言葉は3個くらいがbest!お話が長くても短くても自分で選んだ3つの言葉が入っていればOKです。
例えば「ゆめ・ひな・あか」の3つなら、「宇宙人が赤いイチゴをくれたから、そのいちごを食べたら、にわとりのヒナになってしまったという夢を見た。」という感じです。
子どもが作るお話はもっとファンタジーの世界が広がっています。大人が作る文章とは大違い!長い長いお話を作りたくて「だから・でも・そして」というような接続詞を使って文章を一生懸命に長くする子もいます。
こんな風に、子どもの想像力を育むことは工夫したり考える力を育むことにも繋がっています。
五十音表は100円ショップなどではお風呂の壁に貼れるタイプや、ホワイトボードのような素材のものもあるようです。
ExcelやWordで簡単に作ることもできるし、手書きでも大丈夫!お家でちょっと暇だなーなんて時にお子さんと一緒に遊んでみてくださいね^^!
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