子どもたちのお弁当事情
自分で考えてわかると楽しい!イーラボ Education+Laboの あくつしの です。
先日、豊明まで「いただきます」という映画を見に行ってきました。「私たちの身体は、自分が食べたものでできている」という当たり前のことを思い出させてくれる、食育がテーマのドキュメンタリー映画です。
私がこの映画を見に行こうと思ったのは、教室で子どもたちを見ていると、家族が作ってくれる“ごはん”は“愛情”なんだなと思うことが度々あるから。
子どもはコンビニのパンより手作りのお弁当が好き
皆さんは忙しいと、食事を簡単に済ませてしまうことがありませんか?私は、料理を作ることがあまり好きではないので、忙しいとどうしてもお惣菜を買ってきてとか、お昼はカップ麺でとか、簡単に済ませてしまうことが多々あります。
塾では高学年になると週に何回かお弁当の時間があります。お弁当の時間に毎回、コンビニのパンを食べる子、なかには、コンビニのおにぎり1個で我慢して、余ったお金はお小遣いにするという強者もいます。
自分で選んで買ってくるので、それはそれで、楽しんでいるようなのですが、お弁当を作ってもらえた日は、ニコニコの笑顔で、とてもおいしそうにお弁当を食べています。
やっぱり、温かいとか、冷たいとか、見た目の良し悪しとかじゃなくて、コンビのパンやおにぎりよりも、手作りのお弁当の方が嬉しいし、おいしいんですよね。
栄養バランスが取れたお弁当よりも大事なもの
その一方でこんな子がいました。
自分のお弁当があるのに、友達のお弁当を盗み食い!
Aくん:「あ、Bくん!僕のウィンナー食べないでよ!!!」
私:「お家の人が作ってくれたお弁当があるのに何でAくんのお弁当を取るの?」
Bくん:「ん?このお弁当は、お手伝いさんが作ったんだよ!」
Bくんは、周りの子たちが食べている“親が作ったお弁当“が羨ましかったみたい。
同じ手作り弁当でも“誰が作ったお弁当なのか”ということは、子どもにとって、実はとても大事なことなんだなと改めて感じた出来事でした。
この一件以来、私は保護者の方に「おにぎり1個でもいいから、手作りのものを持たせてあげてください」とお伝えしています。お父さんが作ったお弁当も「〇〇のお弁当、お父さんが作ったの?!おいしそう~!」なんて、子どもたちに人気なので、お父さんたちにもぜひチャレンジしてもらえたらいいなと思います^^
先程のBくんはその後どうなったかというと…… お父さんが作った大きなおにぎりを持ってくるようになりました。あの時の、とても嬉しそうに食べていたBくんの姿が今でも思い出されます^^
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